IT業界を目指す就活生のためのノートPC選び(初心者向け)

就活生向けIT業界解説

パソコンには詳しくないけど、これからプログラマやシステムエンジニアを目指す就活生や大学生向けにどのようなノートPCを購入すれば良いかを解説します。

おすすめのパソコンスペック

プログラミングを行うのにハイスペックのPCは不要です。また初心者がプログラミング以外でもハイスペックが必要になる場面は少ないので10万程度のPCで十分です。
ゲーム、AI、動画編集などをガンガンやりたい場合は高スペックのPCが必要になりますが、その場合は一気に20万〜30万程度に金額が跳ね上がります。
明確な目的があれば別ですが、そうでない場合は最初は必要最低限のPCがおすすめです。

具体的なおすすめスペックは以下です。以下であれば10万円未満で購入できると思います。

カテゴリスペック補足
CPUなんでもOKプログラミングを行う上ではあまり気にする必要なし。
メモリ16GB8GBでも良いですが、16GBあると安心。
ストレージSSD256GBSSDは必須。HDDは起動も遅く音もうるさいのでNG。
お金に余裕があれば512GBに増やしましょう
ディスプレイなんでもOK液晶パネルの質で大きく値段が変わりますが安価なPCでも十分な品質です。

OS選び

Windows, MacOS, Linuxが主なOSです。
Linuxは主にサーバー用のOSでシステム開発をする上で知識は必要ですが、普段は必要ないのと必要であれば仮想環境などを作って追加でインストールできるので除外します。

なので選択はWindowsかMacOSになりますが、職種や企業によってまちまちなので判断が難しいです。SIerであればWindows一択ですが、他業種だとMacを採用しているところもあります。
MacOSを選択する場合、MacBookなどのApple製品しか選択肢が無いのでかなり高価になります。なので就職を希望する企業が明確、かつその企業がMacを採用している場合でない限りはWindowsで良いと思います。

WindowsはHome と Proというエディションがあります。少し高くなりますがProを選びましょう。Proで提供される機能自体はあまり必要性はなくどうでも良いのですが、業務でWindowsを利用する場合はHomeを利用することは無く、HomeとProで微妙にUIが違うので普段からProに慣れておくと業務でもスムースに作業が進めれます。

おすすめのパソコンメーカー

初心者がプログラミング用途でノートPCを購入する場合、おすすめのメーカーはLenovo、HP、Dellです。Lenovoは中国、HPとDellは米国の企業ですが、この3社は世界でも大きなシェアを持っておりサポートもしっかりしています。
大きな差はないのであとは好みのデザインで決めると良いと思います。

おすすめしないのは国内メーカです。
Panasonicのレッツノート、東芝のDynabookなどが有名ですね。
オススメしない理由は以下の2点。
1.値段が高い
2.無駄なソフトが多くプリインストールされており邪魔。

特に「2」がメインの理由です。色々なソフトが付属してくるのでお得に見えるかもしれませんが、ほとんどは使用しないものです。ソフトがインストールされていると無駄にストレージやメモリ容量を消費しますし、常駐で起動するようなソフトがあればパソコンの起動や動作も遅くなる可能性があります。この辺は国産のスマートフォンも同じですね。

MicrosoftのSurface、AppleのMac Bookなどは国内メーカーのような不要なソフトはインストールされてませんが値段は高いです。
あとは台湾メーカーのASUS, Acer、MSI。これらは安価ですがサポート面で少し不安があります。

以上

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