都会ではない不便な勤務地になることも
システム開発をSIerに依頼する企業は大企業がほとんどなので、常駐といっても都会の中心地が多く不便に感じることは少ないですが、例えば車載系の組み込み開発などは工場がある場所での勤務になるので不便な場所が多いです。このあたりは配属ガチャですね。
(ただ工場系の勤務地は休みが工場と一緒になる所も多いので長期休暇は取りやすいメリットはあります)
都会や同じ場所で働きたい人はどうすればいい?
SIerでも同じグループ会社の開発がメインの企業であれば、勤務地は決まっていることが多いですし、
独立系であれば勤務地は色々変わる可能性が高いかなと思います。
金融系の開発がメインであればクライアントの勤務地は都会になりますし、製造業や組み込み開発などは比較的工場の近くになる割合が高いです。
自社のパッケージ開発やサービス開発であればこういったことは無いので、勤務地にこだわりがある人はこういった企業や職種を選ぶことをおすすめします。
転勤について
転勤の有無についてもしっかり確認しましょう。
事前相談なく強制的に命令する企業もありますし、基本的に本人の意向を尊重してくれる企業もあります。企業によって考え方が大きく違うので面接の場や口コミでしっかり確認しましょう。
ただ、基本的な考えは別として他に仕事がなければ断ることは出来ません。
仕事の多くは東京になるので、東京で働くことが問題でなければ望まない業務は断りやすいですが、大阪、名古屋、地方などで働きたい人は、その企業が自分の働きたい場所で多くの仕事を持っているかを確認しましょう。
例えば東京で1000名、大阪で50名の会社に就職した場合、大阪では仕事が無い確率が高いです。
雇用する側としてはどこでも転勤可能な人は有り難いので、勤務地はどこでも良い人はしっかりアピールしておきましょう。新卒は差がつけれるポイントは少ないので有力な差別化になります。
以上